一家離散の危機を免れた起死回生のアフィリエイト手法
【山ちゃん】
「そう!当時ね。携帯でPPC広告を出せるのかなと思ったの。
でもパソコンで出せるなら携帯サイトでも出せるんじゃないかと
思って調べたら、出てるわけよ」
【にっしー】
「実際になんかのキーワード検索してみたということですね」
【山ちゃん】
「出せんじゃんって感じになって、
じゃあこれどうやってだすんだろう?と思って、
自力で調べて自力で出したの。
そしたら、携帯専門のアフェリエイト広告を
やってるとこもみたいあるらしくて」
【にっしー】
「携帯専門のASPみたいな?」
ASPとはアフィリエイト・サービス・プロバイダーの略で
カンタンに言うと誰かの代わりに商品を売ることで
その仲介料がもらえるサービスのことです。
【山ちゃん】
「ASPみたいな。
携帯サイト向けみたいな。
“お、やべぇじゃん俺”って思って出したら、
あれよあれよと10万とか20万ぐらい稼げるようになって
始めて半年ぐらいで100万ぐらい越えたかな」
【にっしー】
「けっこう早かったですね」
【山ちゃん】
「まあアフェリエイト歴としては超長いけどね。
そのときで5年目ぐらいだから」
【にっしー】
「たしかに。
それで今も続けている感じですか?」
【山ちゃん】
「で、今もズルズルやっている感じなんですけど。
だから、ビジネスをやったきっかけというのは、
お金がなかったから。
ていうか家がやばかったからって感じかな。
だから、まあPPCがなければ僕は今頃死んでるなって感じですね」
【にっしー】
「マジですか(笑)」
【山ちゃん】
「マジ。本当。一家離散だよね」
【にっしー】
「ちなみになんでそんなに借金があったんですか?」
【山ちゃん】
「家は印刷業やってたんですよ。
月島に昔住んでた場所があるんですけど、
そこを工場付きで買っちゃったんですね。
小っちゃい工業ですけど。本当、狭い。
それでたぶん2億ぐらい使っちゃったんじゃないか、みたいな。
そんときに、残りの借金が一億ぐらいあって、みたいな。
だから、プリンターとか出てきちゃってコピー機とか・・・」
【にっしー】
「頼まなくてよくなっちゃったんですね」
【山ちゃん】
「そうそう。かなりの印刷業がつぶれたっぽい。
それで親もなかなかうまくいかずに、
方向転換とかしてたんだけど、違うことやったりとか。
でも、やっぱりダメで。
それで借金やって。
いまは実家は空き地になってるからね。
競売にかけられているからあそこ(笑)
その時の引っ越し費用とか
マンション借りる敷金礼金とかを全部俺が払って・・・」
【にっしー】
「今は元気にやってらっしゃるんですか?」
【山ちゃん】
「今は元気に。
また別のとこに引っ越させて。
そこは家賃高かったから」
【にっしー】
「なるほど」
【山ちゃん】
「豊洲で30万近かったからね、家賃。
意味わからなくない?
うち(山ちゃん家)も家賃14万なの。
あわせて44万だよ。
めっちゃいいとこ住めたよね。
あわせていいところ住めばよかったなって」
【にっしー】
「たしかに40万もあれば・・・」
【山ちゃん】
「毎月俺ほぼ40何万かかってたから。
自分の家賃と親の家賃で」
で、結局アフィリエイトってネズミ講じゃないの?(笑)
【にっしー】
「で、なんかさっき“ねずみ講”みたいな話がでたじゃないですか。
なんかこの業界ってけっこうそんな風に見られることがあると思うんですけど。
その辺についてどう思いますか?」
【山ちゃん】
「その辺はよくよく考えたら皆ビジネスを知らないだけかな」
【にっしー】
「ビジネスを知らないだけ?」
【山ちゃん】
「ねずみ講って、もろあるわけじゃないですか。
なんだろ?
そういう形態のビジネスっていっぱいあるじゃんみたいな」
【にっしー】
「そういう系・・・たとえばどんなのですか?」
【山ちゃん】
「なんだろ?
たとえば、ソフトバンクとかって実質無料とか言って
全然無料じゃない、みたいなことってよくありますよね。
あとはなんだっけ?
コラーゲンとかもそうじゃん。
が、入ってるドリンクとかありますって。
あれって結局、医者からしたらコラーゲンが
肌に効くっていうような宣伝してるでしょ?
効くとは書いてないけど。
でも、おもむろにいうのがイメージ戦略で、
肌に効くって刷り込みさせてるけど。
結局あれってただの脂肪だから。
その肌に直接ブロックかける確率って
たとえば俺がコンビニで千円札を使いましたと。
その千円札に印を書いておきます。
それがたまたまおつりで、
また千円札が戻ってくるっていう自分のところに、みたいな。
っていう確率。わかる?」
【にっしー】
「ん?もう一回いいですか?」
【山ちゃん】
「自分が千円札コンビニで使いましたと。
印をつけときます」
【にっしー】
「印っていうのは・・・あー、そういうことか!
お札に、千円札に印を書いといて」
【山ちゃん】
「そんでコンビニで使いましたと。
で、違うスーパーで一万円払って、
そのおつりで、その千円札が戻ってきたっていう確率」
【にっしー】
「相当低いですね」
【山ちゃん】
「相当低い、来ないんだよ。来ない。
だから結局肌に効くなんて詐欺じゃんみたいな。
詐欺ではないけど、
こっちからしたら詐欺の何物ではない。
けども、大々的にやっているみたいな。
あとセールスデータのコピーみたいなのも、
あたかもそれに効くような感じにいっているんだけど、
そういう理由ではないと。
“これどういう意味なんですか?”って問い合わせたら、
“別にそういう意味ではないですよ”、みたいな」
【にっしー】
「結構多いですよね。そういうの。
なんか便秘に効くとは言わないですけど
“お腹がすっきり”みたいな表現で」
【山ちゃん】
「では、どういうことなんですか?って聞くと
“これを飲んだらお腹がすっきりする感覚に陥るからです”みたいな」
【にっしー】
「そうですね。結局どこも一緒だと。
どの業界もそんなもんだと」
【山ちゃん】
「ねずみ講だと思われてても、
手法を変えればいいだけで。
例えば僕が昔やったのはアフェリエイトっていう分野のことを
やりながらアフェリエイトを教えているから、
そのねずみ講みたいになっただけで。
稼ぐ方法を僕は学んで稼ぐ方法を教えるっていう」
【にっしー】
「ありましたね。よく」
【山ちゃん】
「あったでしょ?
でもそうじゃなくて、違うジャンルのダイエットのやつとか、
モテル方法とかでもいいし、恋愛系のこと教えたり、
ファッションのことを教えられたら
・・・っていう感じのことにしておけば
そういうことはなかったかなって思ったわけですよ。
僕が無知だったっていうか、
今ねずみ講と思っている人たちは
結局そういうことを知らないから
そういうこと思ってるんじゃないの?」
【にっしー】
「結局、そういう構造とか、ビジネスモデルとか、
そういう仕掛ける側の視点がないから、
ねずみ講だ!ねずみ講だ!と騒いでる。
詐欺だ!詐欺だ!と騒いでる。
ということですかね?」
【山ちゃん】
「だからなんだっけ?
2ちゃんまとめとかよくみてるけど、
「バリカスが」とかよく言ってるじゃん。
ああいう人は知識がないからってだけで、
お前らより貢献してんだよって。
お金ではね。
だから、貢献してるからいいじゃん、みたいな」
【にっしー】
「税金も払ってるし」
【山ちゃん】
「税金も払っているし、みたいな。
そうそう、そういう感じかな。
なんかまあ、開き直ってる部分もあるんだけど、
ちゃんと貢献してますよっていう。
普段だったら全然届かないはずの人間に対して、
良いサービスとかを紹介してるんだから。
今は債務整理系のとか紹介してるんだけど、
やっぱそれで借金で死んじゃう人とかもいるわけじゃん。
でも最後の綱で債務整理してみなよ、みたいな。
という感じで紹介したりするけど反応いいし」
【にっしー】
「たしかに実際それで整理してみたら意外とうまくいった。
というか解決する人もいますよね」
(結論)詐欺だ!ネズミ講だ!と騒いでる奴よりは社会に貢献しとるわ!
次回、いよいよ月収200万円PPCアフィリエイト手法の核心に迫ります