週1回の仕入れで月収30万円!せどりエキスパートの転売手法に迫る

12358137_915590165203220_628778195_n-728x546

 

秋葉原で見つけたお宝商品とは?

 

細野さん
ある日、秋葉原って街があるんですけど、そこ歩いていたらMacOSっていうソフトウェアがすげぇ安く売ってまして。

未開封のが500円ぐらいで、すげぇクソ安いなって思いまして。恐る恐る1個買ったんです。

ヤフオク出したら4000円ぐらいで売れて、なんやねんこれ!みたいな。

店頭で売っているもの買って出したら売れるってどういうことや!?と思って残りのも全部買ったんですよ、2、30個ぐらい。

それでまた出したら全部売れて、当時大学生だったんで、いいじゃないですか。「これやべぇ!」と思って、店でネットより安く売ることができるんだと思って。秋葉原とか専門的な街なのに。

で、たまたまソフトウェアだったんですが、当時就職活動やってて就職活動で使う筆記試験の問題集ですとか、面接とかロジカルシンキングの本とか、読んでたんですけど、これがけっこう高いんですよね。

一冊2000円とか3000円とかして、ブックオフとかで見てみたら100円ぐらいで売ってて、「これ転売できるやん」と思って、買って出したら儲かっちゃったみたいな

にっしー
それは中古で?
細野さん
そうです。中古で買って。

その当時は消費税が5%だったんで、100円で買って800円とか、1000円とか。よくて2000円とかで売りまくったら、すげぇ儲かったっていう。

7万円ぐらい使って30万ぐらい売れちゃって夢中になってやっていたっていう感じですね

 

好きなことで生きていく!は本当に可能?

 

にっしー
やってて楽しくなってきた感じなんですね
細野さん
基本的に僕のスタンスとして好きなこととお金儲けを混ぜ合わせるっていうのが一番いいと思ってます。

僕だったらもともとパソコン作るのが好きだったんですけど、そしたらもう自分には当たり前に知っていることでも、普通のパソコンわかんない人からしたら作ってほしいとか、一緒に選んでほしい、とかそういうのがあって。

じゃあ、いま何をやっているかっていうと、「細野君作ってくれ」と言われてお金もらって部品とかなんとか調達したりするんですけど、それで売るみたいなこともできてます。

好きなことをお金儲けにつなげることって物販と組み合わせると意外と簡単っていうのがあるので、プラモデル好きだったらプラモデル仕入ればいいですし、化粧品とか衣料品買うのが好きだったら、化粧品仕入れればいいですし、家電とか、デジタルガジェットっていうんですか?好きだったら仕入れればいいですし。

ということをやって行けば、好きなことだから続けられる。

サッカー好きな人だったら、サッカーの試合見るの全然苦にならないじゃないですか。だったらサッカーボール仕入ればいいと思うんですよね。

楽しいと思うんですよね。ユニフォーム仕入れたりとかできますし。なんかそういうのは結構いいかなと思ってまして。僕はそういう感じでやってきましたね

せどりの全体像を教えて!

にっしー
なるほど、なるほど。

ちなみに、これを読んでいてイマイチせどりって何かよく分からない人もいるかと思うんですけど、せどりの全体像を教えてもらってもいいですか?

細野さん
せどりというか、世の中の物流みたいなのを考えた時にトヨタが何をやっているかといったら、部品メーカーに部品を開発させて、そこから卸して、それをまとめて販売する。

仕入れて売るっていうのをやってて、どこでもやっているわけですよ。

商社だったらジッポのオイルを大量に買い付けてきて、それを小売りに流して、小売りが一般に売るっていうのをやってて。

せどりも全く同じなんです。小売りとか卸しからも買いますけど、買ってきてそれを高い値段で売るっていう。

基本的には仕入れて売る

商売の原理原則。これだけ。安く仕入れて高く売ればいい。

たまに、安く仕入れてたんだけど、それ以上安くなっちゃって赤字になるっていう。そういう感じですよ

にっしー
それはたまになんですか?
細野さん
たまにというか、結構ありますよ。

僕ら10個買って6個余るとか普通にありますよ。

じゃあなんでやるか?っていうと、トータルでプラスになるっていうのがあって、結局残りの4個の商品でプラスになるように組んでいくんで

にっしー
え、そういうふうに組んでいくんですか!?
細野さん
うん。だから結局、一つ一つの商品は、一応入口の段階で分析するツールがみたいなのがあって、ある程度売れるだろって見通しを立てて仕入れるんですよ。

仕入れるんですけど、それでも赤になるんですよ、やっぱり。

やっぱり思った通りに動かなかったりとか、たくさん(他の人も同じ商品を)出してきちゃったりとかあるんですよ。

絶対っていうのはないんで、その一つの商品を1000個買うとかではなくてーやってもいいんですけどー理想的には10個の商品をそれぞれ100個ずつとか、分散させたほうが安定性が増すと僕は思ってて。

一応の僕の主張としては色々分散させて、色んな店から色んなものを買えばいいんじゃない?と思ってます

にっしー
リスクを分散させるってことですね
細野さん
そうです。あとは商品だけじゃなくてジャンルも分散させて、家電だけじゃなくて化粧品もやるとか、化粧品だけじゃなくてファッションもやるとか。

そのファッションも新品だけじゃなくて中古のお財布も仕入れてみるとか。

ってやったら果たして仕入れる商品がなくなることがあるのかな?

仕入れ先数千店舗ってありますから

にっしー
そうですね。ジャンルを広げていけば飽和することはないですよね。

・・・最初は自分が好きなところからやっていくとして。

細野さん
最初にそういうところから入るのがやりやすいですけど、僕はもうオールジャンルがいいんじゃないかなと思ってて、今は本当につけまつげとか買ったりしますし。サプリメントとかも買ったりしますし
にっしー
確かに、あんまりそういう発想ってないですよね。せどりやっている人でそういうのを売ってる人ってあんまり見たことないです
細野さん
この間なんかカップラーメンを普通に買っていましたからね。

カップラーメンを箱で買ってきて、最近買ったのは・・・ハロウィンってあったじゃないですか?

ハロウィンのときのカップラーメンってもう売れないじゃないですか。だからそこのバッタ屋さんとかがあるんですけど、そういうとこで一個30円でひと箱12個で全部買っても360円とかじゃないですか。

それをアマゾンとかで2000円とか3000円とかで売れるわけですよ。

にっしー
そんな値段で売れるんですか!?
細野さん
360円とかで箱で買って2000円で売るだけでしょ。それを、5箱とか買ったら儲かるじゃんっていう。

何買ってもいいですよ。カップラーメンだって買っていますし、靴とかも買いますし。

ってやって行けば堅実なんじゃない?

にっしー
おもしろいですね。

そっかあ、じゃあビジネスモデルとしては商社と一緒ですね

細野さん
そうです。だから本当に商社みたいな感じにこれからせどり自体もなっていくと思っていて、僕自身もそういう方向で教えているっていう状況です。

本だけじゃ稼げねぇよって。

にっしー
まあ、そうですよね。本もなかなか利益率低いですもんね
細野さん
みんなやっちゃったから店舗で対策もされてるし、そういう意味ではどんどんジャンルを広げて逃げていかないといけないという弱点もあって。

でも、その弱点の対策もしていて、例えば・・・

 

次回「せどりができなくなる前に!大手商社に学ぶ仕入れ手法で逃げ切れ!」に続く